エンジンを止めた
冬の車内は、外とほぼ同じ
冬の車内は、外とほぼ同じ
冬の車中泊では、寝るときにエンジンを止めるのが安全の基本です(理由は一酸化炭素の記事へ)。では、エンジンを止めた車内は、どこまで冷えるのでしょうか。
JAFのテスト: 数時間で氷点下に
JAFは、冬の夜にエンジンを止めたミニバンで一晩過ごすテストをしています(2014年2月、外気温マイナス10.2℃〜マイナス13.2℃)。
- 対策なし: 2時間45分後に、車内は1.8℃まで下がった
- エマージェンシーシート(アルミの薄い防寒シート): 5時間27分後に、車内はマイナス3.9℃
- 毛布+カイロ、冬山用の寝袋: 8時間後、車内はマイナス7℃。寒さに耐えて朝までもった
※2014年のテストで、車種はミニバンです。車や天気が違えば、結果も変わります。
JAFは、エンジンを止めると1時間で15℃以上下がり、3時間後に氷点下になった例も紹介し、「厳冬期の車内は荒天時の緊急避難場所として使うに留めるのが賢明」としています。冬の車中泊は、外で寝るのとほぼ同じ寒さを想定した方が安全です。
寝袋の温度表示の見方
寝袋には、温度の表示があります。多くのメーカーは、ヨーロッパの規格(EN 13537、今はISO 23537)の測り方で温度を出しています。センサーを付けた人形で測る方法です。
| 快適温度 | 標準的な女性が、快適に眠れる温度 |
|---|---|
| 下限温度(リミット) | 標準的な男性が、丸まった姿勢で8時間眠れる温度 |
| 極限温度(エクストリーム) | 低体温症の危険がある、限界の温度 |
※メーカーの解説による定義です。メーカーによっては、すべての製品に規格の表示を使っているわけではありません。
たとえば、モンベルの「ダウンハガー650 #3」は、快適温度3℃、使用可能温度マイナス2℃と表示しています。上のJAFのテストのように、車内がマイナス7℃まで下がる夜には、足りない計算になります。
マットの断熱も大事
寝袋メーカーのSea to Summitは、温度のテストを、断熱性の高いマット(R値5以上)の上で行っていると説明しています。下に敷くマットの断熱が弱いと、表示どおりの暖かさにならないことがあります。車の床は冷えるので、寝袋だけでなく、下に敷くマットにも気を配りましょう。
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出典
- JAFユーザーテスト(冬の車内温度) https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/winter
- JAF クルマ何でも質問箱 https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-prevention/faq252
- モンベル(温度表示の説明と製品例) https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121382
- Sea to Summit(温度テストの説明) https://seatosummit.eu/blogs/product-care/are-sleeping-bags-actually-temperature-tested

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